気ままな旅【東秩父の峠めぐり】

2025年7月23日

 

前回の四尾連湖から、空き時間と天候のタイミングが合わず行きたくても行けなかった気ままな旅。

となれば、クラブの秋のイベントの下見ついでに気まましちゃえと、東秩父の峠で撃沈してきたすずきじゅんです。

 

 

 

 

毎年恒例クラブのグランフォンドのコースはいつも山中湖ルートなのだが、道志みちの車の量も増えてきている感じなのでちょっと違うルート開拓をと2週間前に埼玉方面に試走に行ってきた。

 

その試走の日もとても暑い日で、流石に途中の峠を見て回る時間も脚もなしだったので、改めて峠道の確認をしたくて今回のライドとなった。

 

昼過ぎからの雷雨予報もあるため、早朝車で出発して小川町に車を止めてそこから峠を巡ってくる約80km弱。

 

朝は風も涼しさが残り日差しも幾分柔らかく、空気もくっきりとしていて気持ちが良い。

それでも時間とともにぐんぐんと暑くなるので早めに切り上げたいところ。

 

 

 

 

小川町から峠の入口でもある落合橋までの熊谷小川秩父線は車も少なく走りやすい。

 

今回は定峰、二本木、釜伏などメインの峠道を走ってきたが、この辺りはとにかく沢山の峠道があちこちあるので色々と行ってみたくなる。

 

まずは定峰を上り、白石峠に抜け堂平観測所ドームを目指す。

 

八王子から自走でこの付近の峠を走るとそこそこの距離になるのでこちら方面はほとんど来ていなくて、何年ぶりか思い出せないくらい。

 

定峰は程よい勾配(4~6%くらいなのかな?)で、大月側から上る笹子の旧道みたいで、木陰もあるし上りやすい。

笹子と違うのは定峰の方が道幅が広く車も多いことかな。

 

 

 

 

頂上に付いてみれば思い出すこの風景、写真に写ってはいないが手前にある旧茶屋が懐かしい。

 

白石峠の方が標高が高いから定峰峠からはまだまだ上る。

 

 

 

 

白石峠到着。

秩父の林道はこんな分岐点が無数にあって、どこにでも行けるから脚と時間さえあればほんとにあちこちの道に入り込んでみたいと思う。

 

そして白石から更に上ったとところに堂平観測所ドームがあり、初めてここに来たときは本当に景色に感動したなぁ。

 

昔は景色を眺めるより、ハァハァいって上るのがメインだったから景色のことをそんなに気にしたこともなかったが、道の雰囲気とか、この坂は誰々と一緒に走ったとか、そんな記憶はしっかり残っていて、あとで同じ道を走った時にそれが思い出されてくるのは、一つ一つのライドが大切な財産なんだなと思う。

 

 

 

 

観測ドームからの眺めは思っていたより…だったが反対側の眺めが良く、遠くに見えるのは寄居の町なのか。

 

 

 

 

 

いつもの気ままな旅は上ってきた道を折り返すのはほとんどしないんだけど、今回の目的はイベントで走るコース設定をするための下見ライドだからそのまま折り返していま来た道を戻っていく。

 

定峰を下りきったあたりから今度は高原牧場を目指して激坂の道に入っていく。

もうすっかり忘れていたが、この道いいじゃないかとマップで見たらなんか勾配がやたらと急で、チャンプに聞いたらあの辺りはイベントで走るのはヤバいっすよ、とのことだったがまぁ走ってみよう。

 

 

 

 

走り出してすぐに分かる、確かに急だ。

 

和田峠(八王子)ほどの勾配ではないにしろ、グランフォンドの普通のクラスの中にこれを入れるのは辛いか?とすれば走り屋さんクラスのコースにするか?などぎりぎりぎりぎりと踏みながら考える。

 

脚を止めなければ目的地まで連れて行ってくれる自転車。

急勾配もいつかは終わりが来て、夏の空が迎えてくれた。

 

 

 

 

ここからふれあい牧場の方面へ下っていくとすぐに高原のそして牧場の景色が広がる。

 

めちゃ気持ちがよくて、ふと北海道の景色を思い出したり。

 

 

 

 

 

そのまま気持ちよーく牧場の下りを楽しんでから、も一回違うところから上ってみることにした。

 

一度県道まで下りてちょっと走ってからまた上るのだが、上り始めたらうっかり水の補給を忘れてるのに気が付いた。

自販機探しに戻ろうかと考えたが戻るのも面倒くさく、多分あるんじゃなかろうかと進んでみたらすぐにあって助かった。

 

コーラをゴクゴクとほぼ一気飲みして、水が売ってなかったので麦茶をボトルにいれて再スタート。

 

 

 

 

いつものようにここから本格林道の始まりだなとわかりやすい。

 

そして上り始めたらあれっ?なんかすごくきついぞ(勾配が)となって、それが続いていく。

 

なんだ今日一番厳しいじゃん。

 

 

 

 

でも我慢して踏んでいればいつかは着く。

 

と分岐点まで来て看板見たら「釜伏峠」

 

ああーっ、釜伏といえば激坂で苦しめられたっけ、ここだったのね、と。

 

 

 

 

神社があったので行ってみたがとりあえずここまで。

 

 

 

 

尾根伝いに秩父高原牧場を通り小川町へ戻っていくが、下界に下りたら暑いこと暑いこと。

 

 

 

 

どこかランチのお店を探そうかと考えたが、ササッと済ませたかったのでここのところの下見でお気に入りの和紙の里でおやきを食べることにした。

 

ここはテラス席があり、特に僕が行動する平日は人も少なく気楽に休めるのがとても好き。

 

本当はおそばとおやきを食べたいな、と考えていたらそば屋さんが休みだったので、おやき+かて飯+コロッケが今日のランチ。

 

 

 

 

ここでまったりして本日終了。

 

色々とリサーチもできたので、無事任務も完了といったところか。

 

 

 

 

それにしてもこの暑さは思っている以上に体力の消耗が激しいので皆さん注意して、工夫して走りましょうね!

 

ではまた!

 

 

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